前の委員にも御答弁申しましたように、例えば、駐車違反を摘発するいわゆる切符切りという業務自身も、一時代前までは、私がこれは民営化したらいいじゃないかと言っても、どうしてもこれは公権力の行使だということでだめだったのですが……(発言する者あり)いや、ですけれども、これすら現在ではそのように変わったわけですから、これにつきましても、もちろんそうした公権力の行使という範囲も、解釈によって、時代によって変わってくるものと
中馬弘毅
この確認標章の取付け、これ、いわゆる切符切りというものと普通の一般の国民から見たら同じことですよ、違反の確認標章取り付けられたら。昨日の新聞では、もうチョーク引くのをやめて、いきなり確認標章を取り付けるというふうに出ていましたけれども。あれは何でいいんですかね。警察庁の方、確認標章の取付けというのは、あれは公権力の行使ではないんですか。
それからもう一つ聞きたいのは、レッカー移動されますね。
松井孝治
この株式会社、切符切りのおじさんから道路の清掃の会社から各地域のメンテナンスの会社からあらゆる会社を持っているわけです。そして、その七十近い株式会社と道路施設協会の総売り上げが僕の調査した当時では五千五百億円もあった。
猪瀬直樹
第二には、電電の仕事は極めて技術集約型の仕事でございますが、国鉄の場合には列車に乗るところから切符売り、切符切り、車掌、運転士すべて極めて労働集約型の産業である。こういう性格が一つ大きく指摘されるのではないか。
亀井正夫
いわゆるローカル線を守るためにこういう方法でやろうと、ワンマンカーもやむを得なかろうと、あるいは廃止の路線についていろんな運営のあり方については、少々労働条件の問題についても無理を言わないと、場合によっては切り下げになってもやむを得ないと、運転も切符切りも車両の検修も信号も清掃も全部運転手がやろうと、そうまでそれぞれ折り下がって北海道の一次、二次の廃止路線を守っていこうと、そういう大胆な提案をしているんですよ
目黒今朝次郎
おやじは国鉄従業員で切符切りをしているかもしらぬけれども、息子は大学へ行ける。こういうときには、私は一食の食事を割いてでも、節約してでも出す。国鉄が最初、新橋と横浜の間に鉄道を敷いたときにどうであったか。われわれの大先生である大隈重信大蔵大臣が百万ポンドの金をイギリスから借りたのです。それはもう日本国大騒ぎですよ。外国から日本を取られるという心配をした。しかし、それが今日の国鉄なんです。
長谷川峻
私は切符切りまでやりましたよ。正月は女の子を切符切りさせられない、町長や助役や収入役が一日ずつ出て切符切りやろうやと。そうすると、それはふだんは余り乗らなくてもそういうときにどっと乗るんです。正月とかそういうときは。そしてふだんは乗らなくても、ああ役場はおれたちの地域を見捨ててないんだということで農作業に励む力がわくというんですよ、そのからの車が走っているのを見ただけでも。
丸谷金保
たとえば運輸省、国鉄などはエリート職員として採用されても、一週間でも二週間でも切符切りをしておる、あるいは農林省の役人も直接現場で仕事をする、こういう形で、本庁に早く戻ってくるにしても、現場の仕事を経験しておられるが、文部省の方々は、現場経験が、いわゆる小、中、高等の授業あるいは事務職というものの経験がないように感ぜられるのです。
小川仁一
○海部国務大臣 確かに御指摘のように、私の大学の友人も国鉄へ入って切符切りをやりながら経験をしたということを聞いておりますが、御指摘のように現場へどういうかっこうで配置できるのか、どういう経験をさせられるのか、私にはさっぱり見当がつきませんので、これはやはり実務家とよく研究さしていただきます。
海部俊樹
したがって、要指示薬に指定をしたけれども、実際は、獣医師が来て予防注射を接種するわけでも何でもない、従来と同じようなことが繰り返されておる、ただ切符切りにすぎぬということになると、何らいままでと変わったことがない。ただ、切符切りしたためにお金を払わなければいかぬ、負担がふえるというだけの話で、それすらも要指示薬に指定される以前と何ら変わらない現在の状態なんです。
小宮武喜
獣医師の指導監督のもとに行なわせるのが原則であるが、獣医師がみずから行なわない場合にはその用法、用量その他取り扱い上の注意事項を畜主へ確実に指示するようその指導徹底をはかられたいというふうになっておりますけれども、こうなれば、やはり物理的にこの問題は非常にむずかしい、困難じゃないのかということになれば、こういうような指示書だけでこの問題を処理されることにもなるので、そうであれば、単なるいままでの切符切り
小宮武喜
駅の車掌や切符切りまで適用してありがたいあなたの配慮が、これでは仏つくって魂入れず。せっかく留鉄に対してとられた処置というものが、こっちでは全くあべこべになってしまう。本来炭鉱自身の中に生き抜いた人にこそ適用されるべきである。ひとつそういう意味で、この問題についてはもう一ぺん前向きで検討し直していただきたい。まるごと全部してくれといっているのではないのです。
渡辺惣蔵
私鉄なら切符切りなんかたいがい若い男なんかがやっておりますが、国鉄の場合は中年の堂々とした人がやっておる。あるいは窓口にしてもそうであります。こういう労働力の質的過剰のために、生産性と賃金の関係が非常に悪化しておる面があるのではないか。
田渕哲也
私も切符切りの係の人を見まして、これはまあ楽な仕事だから女の子にもさせられるというような錯覚を持っておりましたところが、電気機関士の激務、一つ手をあげることによって二千人からの運命がきまる後部車掌の仕事などというものの心労はたいへんなものです。それに対して福祉設備もごくわずか、給食の設備もあたたかい御飯を夜中に食べる設備もない駅が多いのでございます。
帆足計
若年でなければできない産業——なかなかこれが職業選択の自由から、おまえここにいっちゃいかぬということは言えないものですから、そこに自由民主主義的な労働行政の限界がございますけれども、われわれといたしましては、そういう一つの強制的統制という前段階におきまして、中高年を活用していくための定年延長とか、あるいはできることは、官庁の雇用において、これは政府自身が雇う人ですから、先ほど御指摘のような公団の切符切り
早川崇
一例をあげますと、高速度道路公団やあるいはその他の有料道路の切符切りなどというようなものは、これは若年労働を使う必要がないものであります。若年労働者は、ああいうことに熟練しても何も将来役に立たないのでありますから、そういう点については積極的に中高年齢層に切りかえる。
石田博英
こういう面につきまして日経連等とも相談をいたしまして、産業界の中にそういう中高年令層の求職者を採用していくポストをできるだけ具体的にはっきりいたしまして、また、特に政府に関係の深い政府関係機関、公団、公社等につきましても最近打ち合わせをいたしまして、できるだけ、道路公団の切符切りの例等もございますので、各団体の責任者の方にお集まりを願いまして、労働省から中高年令層採用の機運を作るように協力を要請するというようなことも
松永正男
国鉄なんか下部の方に行ってごらんなさい、駅長さんが切符切りだってやっている、ガリ版切りまでやっている。そういうところの人員は、必要なものをふやしていかないと公共に対するサービスにならぬですよ。だからこういう必要なものを、わずか副総裁一名、理事三名というものを一体大蔵省当局と相談しなければやれないのですか、これくらいのものが、大臣。
大倉精一
だんだん国鉄が、下請というか請負に全部出すということになれば、切符切りなども別に国鉄職員でなければならぬという理屈は、そういう意味でいけばないですよ。ああいうものは別に鉄道の経験がなくてもできます。あそこで三カ月なり四カ月どっちにしても訓練しなければならないのですから同じです。会社にやらせてもできましょう。現にそれが証拠に、多くの観光会社、たとえば交通公社のごときは代売をいたしております。
久保三郎
大体現場へ来て、三月ぐらいちょっと切符切りをやって助役になったというような、そんなケースで局長ぐらいまでは——違っていたらなんですが、もし現場を甘く見ていたら鉄道の内容を知らないものと考えております。そこでこれは業績手当というものも加味してやるということになれば、一体業績手当のもとというものはどこべ求めてやるのですか。
下平正一
併し一方におきまして、お客さんが殖えますと、それだけ出札も手間がかかれば、切符切りも手間がかかる、お客の事故も多いというようなことで、その辺の数字をどう調整するか非常にむずかしい問題でございまして、私ども不幸にして結論を出せなかつたのでありますが、又出すことは穏当でないと思つて控えたのでありますが、とにかく両者の言い分を克明に調べて見ますと、私どもとしては当局側は九六乃至一〇〇というのが最後の修正でありますが
今井一男